7月22日夏季講習会振り返り
- Nushi
- 2021年7月22日
- 読了時間: 3分
ご無沙汰しております。Nushiです。
本日7月22日に、第1回栃木県夏季英語ディベート講習会が実施され、筆者自身も運営並びに勤務校の引率者として参加したため振り返りを行ないたいと思います。
先月の春季大会にて即興型ディベートのシーズンがいったん終了し、本県でも準備型ディベートのシーズンが当講習会をもって本格的に始まりました。
参加校は全県から集まり、会場校には宇高・宇女・宇東・大高・大女・矢東・栃女・作新の8校, オンラインにて佐野・足利・足女の3校の計11校が参加しました。
当初は150名以上収容可能な教室での講義を予定しておりましたが、感染予防対策の観点から、学校ごとに教室のモニターを通して午前中の座学を受講する形式となりました。
午前中は、
・県庁職員による首都機能移転に関する講演
・足高の顧問(大学準備英語ディベート経験者)によるルール説明, アドバイス
・宇高vs宇東のモデルディベートの観戦
・モデルディベートのジャッジ解説
が行われました。
なおモデルディベートのジャッジ解説では、全国大会ジャッジの経験がある指導者3人によって行われました。筆者もそのうちの一人に加わってコメントをしていきました。(当初は、その任を別の指導者が行う予定でしたが、直前になって事務局の某先生に「あんたもやって!」と指名され、トップバッターで務めることとなりました...苦笑)
午前の部が終了し、昼食休憩をはさんだ後は練習試合を2戦行いました。
準備型ディベート初心者のチームは、午前の部で行なわれたモデルディベートの立論を使用しながら練習試合に参加し、それ以外の経験者チームは自前の立論を使用して練習試合に挑んでおります。
2試合終了後は流れ解散の形で閉会となりました。
筆者としては、本格的な準備型ディベートの講習会に参加するのが2年ぶりとなります。2019年は、東海地区の教員として同地区の講習会に参加しておりましたが、昨年2020年は東京・横浜の非常勤講師生活でありかつコロナ渦真っ只中で対面式の練習会が開催および参加することが全く叶いませんでした。その点、今年度からは対面式の講習会が条件付きで再開することとなり、非常にうれしく思います。
そして、肝心な今年度論題での議論展開ですが、まだ本格的に開始したばかりもあって、立論の質そしてエビデンスによる裏付けはどの学校もまだまだ不十分ではあります。しかし、先月までの即興型ディベートでの成果もあってか、議論の本質を見抜いて試合展開を運ぼうしているチームがいて感心しました。今後も、各校が夏休みや放課後の練習の時間を使ってさらなるブラッシュアップに注力していけることを応援しています。
次回の栃木県講習会は9月12日になります。2か月後の成果が今からもう楽しみです。
以上、今回の振り返りでした。
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