合同予選会振り返り2020.11.8
- Nushi
- 2020年11月14日
- 読了時間: 6分
Nushiです。
今回は、11月8日(日)に開催されたHEnDA合同予選会についての自身の振り返りをさせていただきます。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、一部の道府県で地方大会の開催が見送られてしまいました。
そのため、独自開催ができない県どうしを集めて、オンラインでの予選会を開催したとのことです。
予選は全4試合行われ、予選結果の各道府県の上位1校が全国大会への出場資格を獲得するという仕組みで行われました。
19校20チームが今大会に参加しました。地域別で見ると、九州地方からの参加校が多いです。
筆者自身、前々回の記事にも投稿したとおり、自宅のインターネット回線が非常に不安定であるため当初このような大会へのジャッジ参加は見送る予定でした。しかし、全試合は出来ずとも午後のみ参加可能でも良いという提案を受けまして、自宅ではないインターネット回線が十分使える場所を使い午後の2試合をジャッジさせていただきました。ジャッジのフローの取り方も、前回の栃木県大会同様にiPadへの書き込み形式で行いました。
筆者が担当した試合は下記の通りです。
Round 3 Aff 都留興譲館(山梨) vs Neg 羽衣学園(大阪)→メインジャッジ, Aff Win
Round 4 Aff 那覇国際(沖縄) vs Neg 香住丘(福岡)→メインジャッジ, Neg Win
予選結果は下記の通りです。
1位 東筑(福岡)8votes:全国出場権獲得
2位 Shadow(埼玉)7votes
3位 大津緑洋(山口)7votes:全国出場権獲得
4位 札幌南(北海道)6votes:全国出場権獲得
5位 札幌聖心女子(北海道):5votes
6位 洛南(京都)5votes:全国出場権獲得
7位 土佐(高知)5votes:全国出場権獲得
8位 香住丘(福岡)5votes
9位 鳥栖(佐賀)4votes:全国出場権獲得
10位 宇部(山口)4votes
11位 佐世保北(長崎)3votes:全国出場権獲得
12位 鎮西学院(長崎)3votes
13位 久留米(福岡)3votes
14位 那覇国際(沖縄)3votes:全国出場権獲得
15位 都留興譲館(山梨)3votes:全国出場権獲得
16位 クラーク記念国際(大阪)2votes:全国出場権獲得
17位 福岡大学大濠(福岡)2votes
18位 福岡雙葉(福岡)2votes
19位 羽衣学園(大阪)2votes
20位 嶺北(高知)0votes
合同予選会で全国大会出場権を獲得したのは10校でした。特に福岡県は参加校数が非常に多く、今回の予選会での出場権争いは激しかったものと思われます。
さて、今大会は筆者自ヘンダ形式では初めての完全オンラインジャッジとなりました。Zoomの基本操作については、これまでに公私ともに使用してきたので特段不便をきたすことはありませんでしたが、やはりオンラインゆえの独自の大会進行には初め戸惑ってしまいました。
例えば、試合終了後のブレイクルームでのジャッジ同士のスコア確認と協議です。メインジャッジはサブジャッジが画面共有で写す結果フォームを確認をするのですが、2試合見たうちの片方は相手型の使用端末の機能上画面共有ができず口頭での確認になったり、もう片方では画面共有はうまくいったものの、回線の乱れによって十分な内容確認・情報共有がとれず、ブレイクルームが消滅するまでの時間内に終わることができませんでした(もっとも、この協議の時間設定についても短いと感じました)。
また、今回は自宅ではなく別の場所でジャッジを実施したのですが、ここでも筆者自身の誤算がありました。
本来であれば事前に予約したカラオケ屋の1室を半日(11:00~18:00)借りて2試合のジャッジを行う算段でした。Round 3については問題なくジャッジを完遂することができましたが、Round 3が終了してZoomのラウンドルームから退出した直後、他のカラオケ利用客の増加に伴いフロントからの内線で3時間以内の退出を命じられてしまいました。
そのためやむを得ず、カラオケ屋を出て別の場所を探さなくてはなりません。最終的に行き着いた先は、近くのカフェチェーンになりました。Wi-Fi使用は可能であったものの、個室利用ができないため、オープンになっている客席の1スペースを使い、周囲の話し声やBGMと戦いながらのジャッジになりました。
試合中はイヤホンを両耳につけてスピーチを聞いているので、周囲の雑音等はある程度遮断されて集中して取り組めました。しかしジャッジコメントの時間にて3点ほど懸念や問題が生じました。
まず1点目。メインジャッジを今回務めましたので、試合後のコメントを筆者自身が行うのですが、マイクが自身の声だけでなく周囲の雑音等が入ってしまわないか非常に不安でした。幸い、両チームとも雑音に関しては特に問題がなかったと返答していました。
しかし2点目。これもまた筆者側の問題でした。上述した通り、カフェのオープンスペースにてジャッジコメントをしましたので、筆者の声が周囲の利用客にも影響を与えていたという懸念です。声量は極力抑えつつマイクに向けてコメントをしていきましたが、しかし10分以上もの間、画面向こうのディベーターに対して話しかけているため、周囲の客からは異質に見えていたことでしょう。筆者自身も恥ずかしく思いました。
3点目としては、このジャッジコメントをする時間に限ってインターネット回線が数回遮断されてしまったことです。普段カフェを利用している時は大手キャリアが提供している会員制の回線を利用しており接続は比較的安定しているのですが、ちょうど筆者が滞在していた時間帯に店側も混雑してきており、同じ回線を使ってインターネット利用している人が多かったのが原因だと思われます。そのため、Zoomから落ちては回線を繋ぎ直して再入室するという操作を数回行った次第です。一度左のような一連の操作を行うだけでも時間が1〜2分取られてしまいますし、何よりもディベーター側からすればコメント内容が途中途中となってしまって集中できなかったでしょう。本当に申し訳ありませんでした。
そしてRound 4のジャッジコメントも終了し、メインルームに戻って結果発表を見届け、合同予選会は無事終了しました。
筆者のもとでは上記のような問題が生じてしまったで、以後、ジャッジする場所・環境の選定は十分気をつけて行わなければなりません。また、筆者以外の試合会場でも別の問題が生じておりました(ジャッジが試合途中に退出するなど)。それによって大会進行自体も少々遅れが生じ、オンライン大会の運営・大会進行は非常に難しいものであると実感しました。
来月末の全国大会は二日間かけてのオンライン開催となり、また出場校やジャッジの人数も格段に増えるため運営側の対応や大会進行等は大変でしょう。筆者自身が今年度の全国大会にジャッジ参加の要請が来るか否かはまだわかりませんが、少しでも運営の負担にならないように、協力をしていけたらと思います。
次回は、iPadでのジャッジフローについて振り返りを投稿する予定です。
2大会で計6試合分をとってみた感想, メリットやデメリットをまとめてみます。
まだ原稿化していないので、来週末あたりに投稿できるよう努めます。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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